楽天経済圏とSBI経済圏、どっちを選ぶ?両方使い分ける我が家の答え
投資はSBI証券・買い物は楽天市場・メインカードは楽天カード・ふるさと納税は楽天と、楽天経済圏とSBI経済圏を両方使い分ける共働き世帯のリアル。それぞれの強みと、SBI証券で単元未満株を活用した高配当投資・楽天証券を教育資金で使う理由まで実体験ベースで解説します。
「楽天経済圏とSBI経済圏、どっちを選べばいい?」
ネットで調べると、「楽天派」「SBI派」とどちらか一方を推す情報ばかりが目につきます。でも、我が家の結論は**「両方使い分け」**です。それぞれに得意分野があるので、片方に絞ろうとするとどうしても損する場面が出てくる。この記事では、共働きで7年運用してきた我が家のリアルな使い分けを、カテゴリ別にお伝えします。
我が家の使い分け一覧
| カテゴリ | 使っているサービス | 経済圏 |
|---|---|---|
| メインの投資(インデックス積立) | SBI証券 | SBI |
| 教育資金用の投資 | 楽天証券 | 楽天 |
| メインのクレジットカード | 楽天カード | 楽天 |
| 日常の買い物 | 楽天市場 | 楽天 |
| ふるさと納税 | 楽天ふるさと納税 | 楽天 |
| 格安SIM | 検討中(楽天モバイル or 日本通信SIM) | – |
| 新NISA | 夫:SBI、妻:SBI | SBI |
| iDeCo | SBI証券 | SBI |
| 高配当株(日本株) | SBI証券 | SBI |
ざっくり整理すると、**「投資はSBI、生活は楽天」**という構造です。
投資はなぜSBIなのか
我が家のメインの投資口座はSBI証券です。理由は3つあります。
一番大きいのは、単元未満株(S株)が買いやすいことです。我が家はインデックス投資をある程度積み終わって、最近は日本の高配当株にも手を広げ始めました。日本株は通常100株単位(=1単元)でしか買えず、1銘柄あたり数十万円の購入になることも多いのですが、SBI証券の単元未満株なら1株から買えるので、数千円〜数万円から始められて、複数銘柄に少額ずつ分散投資できます。しかもSBI証券のS株は買付手数料が無料。「インデックスを土台に、高配当株で月々のキャッシュフローを少しずつ作る」という戦略を取りたい人には、本当に使いやすい証券会社です。
2つ目は、iDeCo・新NISAで選べるインデックスファンドの種類が業界トップクラスに豊富なことです。eMAXIS Slimシリーズも問題なく選べます。「将来の選択肢を狭めない」という観点で、主軸はSBIに置くのが安全だと判断しています。
3つ目はクレカ積立の選択肢の広さで、SBI証券のNISA・特定口座のクレカ積立では三井住友カード(NL)などが使えます。我が家のメインカードは楽天カードなのでSBI証券のクレカ積立は使っていませんが、本気でポイント還元を取りに行きたい人はSBI×三井住友カード(NL)の組み合わせも検討する価値があります。ちなみにクレカ積立を使わなくても、SBI証券そのものの使いやすさで主軸として十分機能しています。
楽天証券は「教育資金用」のサブ口座として活躍
ただし、楽天証券もしっかり使っています。我が家では教育資金用の特定口座を楽天証券に作っていて、毎月オルカンを積み立てています(詳しくは児童手当の使い道|全額貯蓄+月1万オルカン積立、こどもNISA開始まで貯めて移す戦略)。
なぜ楽天証券を「教育資金専用」にしているか。まず、サイトが圧倒的に見やすいからです。スマホアプリもPCサイトも、初心者にとって直感的に使える設計になっています。教育資金用の口座は「大学進学のタイミングで使う」というゴールが明確な口座なので、そういう目的が決まっている資金は、シンプルで見やすい楽天証券の方が運用状況を確認しやすいのです。
もうひとつは、用途で口座を分ける効果です。メインのSBI証券と完全に分けることで、「これは教育資金専用」という意識が働きます。心理的に切り分けて運用したい資金には、口座そのものを分けるのが効きます。
生活は楽天経済圏
一方、日々の買い物・支払い・ふるさと納税は楽天で完結させています。
メインのクレジットカードは楽天カードです。理由はシンプルで、年会費が永年無料、楽天市場での買い物はポイント還元率が高く、ふるさと納税やネット通販でも自然と還元が積み上がる。貯まったポイントは楽天市場で1ポイント=1円として使えるので、ほぼ現金感覚です。家計の固定費(保険・サブスクなど)も楽天カードに集約しているので、何もしなくてもポイントが貯まる仕組みになっています。
ふるさと納税のサイトはたくさんありますが、我が家は楽天ふるさと納税を選んでいます。2025年10月にポイント還元が廃止されたあとも楽天を使い続けている理由は1つだけで、楽天市場と同じUIで使えるからです。普段から楽天市場を使っているので、新しい操作を覚える必要がない。返礼品の検索・カート・購入の流れが楽天市場とまったく同じで、「ふるさと納税をやろう」と思ったときの心理的ハードルが一番低いのが楽天でした(ふるさと納税で節税よりも「生活費の削減」を選んだ理由)。
格安SIMは現状まだ別会社を使っていますが、近いうちに楽天モバイルか日本通信SIMに乗り換える予定です。楽天モバイルは楽天経済圏との連動でポイント還元の上乗せとデータ無制限プランが魅力、日本通信SIMはシンプルで安く回線品質も安定。どちらにするかはまだ検討中ですが、決まったら別記事で書きます。
「楽天派」「SBI派」、こんな人にはこっち
ここまでの整理を踏まえて、片方に絞るならの参考軸を出してみます。
楽天経済圏が向いているのは、普段から楽天市場で買い物をしていて、投資よりも日常の買い物のポイント還元を最大化したい人です。ふるさと納税や旅行も楽天で完結させたい人、投資はNISAだけで銘柄もシンプルでOKな人、見やすいサイトで気軽に投資を確認したい人も楽天が合います。
SBI経済圏が向いているのは、投資を本格的にやりたい人です。単元未満株や日本の高配当株にも手を広げたい人、iDeCo・NISAの商品ラインナップを最大限活用したい人、三井住友カードがメインクレカの人、投資の選択肢を将来も広げておきたい人はSBIでしょう。
そして我が家のような両方使い分けタイプは、投資の選択肢を広げつつ生活ポイントも自然に取りたい人。「投資はSBI、生活は楽天」というシンプルな分け方が苦にならず、複数の口座をマネーフォワードMEなどで一元管理できるなら、使い分けのコストはほとんどありません。「ポイント還元を全部最大化する」より「自分の生活動線に合ったサービス」を優先する考え方です。完璧に1つに統一するより、得意分野で使い分ける方が、結果的に得をしている実感があります。
経済圏選びで失敗しないコツ
最後に、経済圏選びで意識していることを3つだけ。
1つ目は、「すでに使っている方」を主軸にすることです。普段の買い物が楽天市場中心なら、楽天を主軸にする方が自然にポイントが貯まります。逆にAmazon中心の人は、無理に楽天経済圏に乗り換えても恩恵は薄い。今の生活の延長で得が積み上がる方が、自分にとっての正解です。
2つ目は、投資はポイントではなく「ラインナップ」と「使いやすさ」で選ぶこと。ポイント還元は嬉しいですが、投資口座は長期で付き合う場所です。商品ラインナップが豊富か、単元未満株や定期買付など機能が揃っているか、サイトやアプリが使いやすいか。そちらを重視した方が、長期的には満足度が高いです。
3つ目は、全部1社にまとめないこと。「全部楽天で揃える」「全部SBIで揃える」と決めてしまうと、片方の改悪が来た時に逃げ場がなくなります。いざという時に動ける選択肢を残しておくことも、長く付き合う上で大事だと思っています。
まとめ
我が家は楽天経済圏とSBI経済圏を両方使い分けています。投資の主軸は単元未満株からiDeCo・NISA・高配当株まで対応できるSBI証券、教育資金用には見やすくて目的別運用がしやすい楽天証券、そして生活(メインクレカ・ふるさと納税・買い物)は楽天。楽天モバイルか日本通信SIMへの乗り換えは検討中です。
「楽天派 vs SBI派」と二択で考えると損します。両方の強みを使い分けるのが、共働き世帯にとっては一番現実的な答えだと思っています。
証券口座の使い分けをもう少し詳しく知りたい方は、証券会社は1つで十分?我が家が7年運用してSBIと楽天を使い分ける理由も参考になります。NISAの商品選びまで進めたい方は、新NISAでS&P500とオルカンを夫婦で使い分けた理由に具体例をまとめています。
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