マネーフォワードMEを1年使った正直な感想|共働き家計が変わった理由
「お金の管理をしている気になっていた」状態から抜け出せたのは、家計管理アプリを使い始めてから。1年使って変わったこと・変わらなかったことを書きます。
「お金の管理はしているつもり」でした。
給料が入ったら貯金して、残りで生活する。大きな買い物は慎重にする。投資も少しずつ続けている。
でもマネーフォワード MEを導入して、銀行やクレカを全部連携したら、「つもり」と実態が全然違うことがわかりました。
導入前の状態
アプリを使い始める前の家計管理はこんな感じでした。
- 給与振込の銀行口座から毎月決まった額を貯金口座へ手動で移動
- 支出の把握はざっくり(「だいたいこれくらい使っている」という感覚)
- クレカの明細を毎月確認はしていたが、カテゴリ別の集計はしていない
- 夫婦間で家計の共有ができていない
「貯めている」という感覚はあったが、「どこにいくら使っているか」は正確にはわかっていませんでした。
連携して最初に起きたこと
全口座・クレカを連携したその月、カテゴリ別の支出集計が初めて出ました。
見た瞬間、食費の合計に驚きました(月8万円超えていた話は別記事に書きました)。サブスクの合計額にも驚きました。「月500円のあれ」「月980円のこれ」が積み重なると年間でかなりの額になっていた。
「把握しているつもり」と「実際に数字で把握している」はまったく別物でした。
1年使って変わったこと
① 支出の「謎の出費」がなくなった
以前は「なんか今月お金が思ったより減っているな」という状態が定期的にありました。
今は何に使ったかが全てデータに残るので、「謎の出費」がなくなりました。Xに出費した記憶がないのにクレカに請求が来るというストレスも消えました。
② 夫婦でお金の話がしやすくなった
アプリのデータを共有することで、「今月の食費これだけかかってるよ」と話せるようになりました。
以前は「使いすぎ」と言うと感情論になりがちでしたが、数字を見ながら話すと「じゃあここを削ろう」という具体的な話になります。お金の話が夫婦喧嘩ではなく、チームとして家計を管理する話し合いになってきました。
③ 投資額を自信を持って決められるようになった
「NISAにいくら入れられるか」を決めるには、毎月いくら余るかを知る必要があります。
アプリを使う前は「なんとなくこれくらい余ってる気がする」でした。今は実績データから「毎月平均でこれだけ余る」が数字でわかるため、投資額を根拠を持って決められるようになりました。
変わらなかったこと・課題
正直に言うと、全てが改善されたわけではありません。
変動費の管理はまだ甘い
固定費は見直せましたが、食費・交際費・子どもの費用は月によってバラつきがあります。「把握できているが、コントロールできているかは別」という状態です。
現金払いは記録が漏れやすい
スーパーで現金払いしたものは自動で記録されません。ほぼキャッシュレスに統一しましたが、一部現金しか使えない場所は手入力が必要で、たまに漏れます。
有料版(プレミアム)は必要か
マネーフォワードは無料版と有料版(月額500円)があります。無料版は連携口座数に上限があります。
我が家は有料版を使っています。銀行・クレカ・証券・保険など10以上のアカウントを連携しているため、上限のある無料版では足りませんでした。
月500円でこれだけ家計が見えるようになるなら、十分な投資だと感じています。
家計管理アプリの選び方
主要なアプリを比較するとこんな感じです。
| アプリ | 特徴 | 無料範囲 |
|---|---|---|
| マネーフォワード ME | 連携機能が豊富・UIが使いやすい | 連携4件まで |
| 家計簿Zaim | 手入力派に向いている・レシート読み取り | 基本無料 |
| マネーツリー | 銀行の連携数が多い | 基本無料 |
連携口座が少ない場合は無料版で始めるのがおすすめです。私はまずiPhoneにダウンロードして、メインの銀行とクレカだけ連携して試したのが最初でした。
まとめ|「管理している気」から「管理している事実」へ
家計管理アプリを使い始めて一番変わったのは、「気になったら見る」習慣ができたことです。
月に1回確認するだけでも、「先月の食費が多かった」「サブスクが増えていた」という変化に気づけます。知ることができれば対処できます。知らないままだと対処のしようがありません。
家計を改善したいと思うなら、まず現状を正確に知ることが出発点です。アプリはその「知る」コストを劇的に下げてくれます。家計の全体像が見えたら、固定費を見直して月の支出を削減する方法が次の実践ステップです。ふるさと納税で日用品を節約する使い方も家計管理の一環として活用しています。