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お金と暮らしのブログ
投資2026-04-19

新NISAで何を買うべきか|S&P500とオルカンを夫婦で使い分けた理由

新NISAが始まったとき、選べる商品が多すぎて迷った。夫婦で別の商品を選んだ経緯と、積立金額の決め方を正直に書きます。

2024年に新NISAが始まったとき、「何を買えばいいか」で相当迷いました。

つみたて投資枠・成長投資枠の違い、対象商品の種類の多さ、「S&P500かオルカンか」という定番の議論……。情報が多すぎて、かえって動けなくなる状態に一時期なりました。

今は方針が固まっています。それに至るまでの考え方を書きます。

結論:夫はS&P500、妻はオルカン

我が家のNISAの選択はこうです。

商品 月の積立額
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 5万円+現預金取り崩し
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 1.5万円

夫婦で別の商品を選んでいます。意図してそうしたわけではなく、それぞれが自分なりに調べて納得した商品を選んだ結果、違う商品になりました。

なぜ夫はS&P500を選んだか

S&P500はアメリカの主要500社に投資する商品です。

「オルカンのほうが分散が効いていて安心」という意見があることはわかっています。ただ、オルカンの中身を見ると、そのうち約60%はアメリカ株です。事実上、S&P500とほぼ同じ動きをする部分が大半を占めています。

であれば、「アメリカに集中投資する」という判断を意識的にしたほうが、商品の性質を自分で理解して保有できると考えました。暴落したときに「何に投資しているかよくわからない」状態より、「アメリカ株が下がっている」と理解できているほうが売らずに持ち続けやすい。

信託報酬も年率約0.09%と低水準です。

なぜ妻はオルカンを選んだか

妻が選んだのはeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)です。

「アメリカだけに集中するのが怖い」「世界全体に投資するほうが直感的にわかりやすい」という感覚からの選択です。

投資に対する感覚や許容できるリスクの感じ方は人によって違います。「アメリカ一極集中が怖い」と感じるなら、世界全体に分散するオルカンのほうが長続きします。続けられることが長期投資の本質なので、これは正しい選択だと思います。

積立金額の決め方

夫:月5万円+現預金取り崩しで年間360万円満額を目標

夫の積立は月5万円を基本としつつ、つみたて投資枠(年120万円)と成長投資枠(年240万円)の合計360万円を満額にするよう、現預金を取り崩して上乗せしています

商品はつみたて投資枠・成長投資枠ともにS&P500の一本。成長投資枠で別の商品を買う方法もありますが、管理をシンプルにするために同じ商品にまとめました。

月5万円×12ヶ月=60万円では年間枠の6分の1しか埋まりません。残りは投資用として確保していた現預金を取り崩して補填し、年間360万円の積立を目指しています。

投資用の現預金が底をついたら、その後は月5万円の範囲に調整する予定です。「使える現金がある間は枠を最大活用する」という方針です。

妻:月1.5万円、無理なく続けられる額を優先

妻は月1.5万円(年間18万円)を積み立てています。育児と仕事を並行しているため、毎月の家計にある程度の余裕を残すことを優先してこの金額にしました。

「夫より少ない」ことより「無理なく続けられること」を優先した結果です。

「S&P500とオルカン、どちらが正解か」について

夫婦で違う商品を持っていると、「どちらが正解か」を比べたくなる気持ちが出てきます。

でも、これは正直どちらでもいいと思っています。

長期で見たときにS&P500とオルカンのどちらが優れているかは、今の時点では誰にもわかりません。重要なのは「理解して選んだ商品を、暴落しても売らずに持ち続けること」です。

S&P500もオルカンも、同じ方向性(世界・アメリカの経済成長に乗る)の商品です。どちらを選んでも、長期で続けることができれば大きな差にはならないというのが私の考えです。

「今は相場が高い」と感じるときどうするか

NISAを始めようとしたとき、「今は株が高すぎる。もう少し下がってから買うべきでは」と思っていた時期がありました。

でも、積立投資において「いつ買い始めるか」のタイミングは長期で見ると大した差になりません。毎月一定額を買い続けるドルコスト平均法は、高いときも安いときも同じ額を買い続けることで、平均購入価格を安定させる仕組みです。

「高い今買わなくていい」と思って待ち続けた結果、何年も積立を始めない状態が一番もったいない。いつでも始めて、長く続けることが最優先です。

よくある「もっとよい方法」への誘惑について

NISAを始めると、「個別株のほうが儲かる」「高配当株でインカムゲインを狙うべき」「暗号資産も組み合わせるべき」といった情報に触れます。

そのたびに「自分のやり方は本当に正しいか」と不安になりました。でも今は「理解できないものには手を出さない」という原則で動いています。

S&P500を選んだ理由は「これが最も正解に近い」からではなく、「理解できる・長く続けられる」からです。長期積立において、続けられることが一番のパフォーマンスになります。

まとめ|迷ったら「自分が理解できる商品を選んで始める」

S&P500かオルカンか。どちらを選ぶかより、「選んだ理由を自分で説明できるかどうか」のほうが大切だと感じています。

理由を説明できる商品は、暴落したときに売らずに持ち続けやすい。理由がよくわからないまま買った商品は、不安になったときに売りたくなります。

新NISAで何を選ぶか迷っている方へのアドバイスは、「まず低コストのインデックスファンドを1本選んで、とりあえず始める」です。完璧な選択を探している間に時間が経つほど、積み立てられたはずの時間が失われます。投資を始める前に生活防衛資金を確保しておく方法も確認しておくと、相場が下落しても慌てて売らずに済みます。NISAで積立を習慣化できたら、共働き夫婦のiDeCo活用と節税効果の計算方法も次のステップとして検討してみてください。

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サボテン|蓄財サボテン

中小企業のブルーカラー会社員。妻・娘との3人暮らし。特別な才能も高収入もないけれど、7年間地道に投資を続けて総資産約2,000万円を達成。世帯年収約800万円・共働き。現在はマイホームを探しながら、家計管理・NISA・iDeCo・住宅ローン戦略をリアルタイムで発信しています。

※ 本記事は個人の体験・見解に基づくものです。特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資の判断はご自身の責任のもとで行ってください。
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