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蓄財サボテン
失敗しながらの蓄財日記
家計の土台公開日:2026-08-26

保育料の無償化で浮くお金はどこに置く?|我が家は月4万円の行き先を2028年より前に決めました

2028年の無償化で保育料の負担が軽くなると、月約4万円が浮きます(副食費などの負担は残ります)。我が家はその行き先を今のうちに決めて、教育資金と住宅資金の財布に分けて積み立てます。浮いたお金が生活費に溶けるのを防ぐ順番と、20年計画との接続を書きます。

目次

保育料の請求を見るたびに思います。**「これ、軽くなったら月4万円くらい浮くんだよな」**と。

我が家の保育料は月4.5万円です。子どもが3歳児クラスに上がる2028年から無償化の対象になりますが、全額がゼロになるわけではありません。副食費など月約0.5万円は、無償化のあとも自己負担として残る見込みです。

つまり実際に浮くのは月約4万円。いまの負担が続くのは2027年いっぱいで、あと1年半ほどです。

この「浮く約4万円」をどうするか、我が家は今のうちに決めておくことにしました。理由は単純で、行き先を決めていないお金は、気づいたら生活費に溶けているからです。

先に結論

  • 保育料は月4.5万円。2028年の無償化で浮くのは月約4万円・年約48万円
  • 浮いた分は「使えるお金」ではなく「積立増額の原資」。行き先を先に決めた
  • 順番は、特別費の満水線→住宅資金(NISA・S&P500)→教育資金(別財布で継続)

我が家の保育料は月4.5万円。無償化で浮くのは月約4万円

保育料は、いまの我が家で家賃の次に大きい固定費です。年にすると54万円。ボーナス1回分がまるごと保育園に消えている計算になります。

このうち無償化でなくなるのは、月約4万円・年にして約48万円です。副食費などの実費は対象外なので、月0.5万円ほどは払い続けることになります。

子どもが生まれたばかりの我が家は、いわゆる「かかりどき」です。この4.5万円を織り込んだうえで、投資は無理のない範囲の積立にとどめています。理論的には早く多く投資した方が有利だと分かっていますが、保育料を払いながら積立を無理に増やして、家計がきつくなるのは本末転倒だと考えています。

無償化は2028年から。それまでは「待つ」と決めた

制度の話は最小限にします。国の幼児教育・保育の無償化は、3歳児クラス(満3歳になった後の4月)から小学校入学前までが対象です。0〜2歳児クラスは、住民税非課税世帯を除いて有料のまま。我が家の子どもは2028年4月に3歳児クラスに上がるので、そこから保育料の大部分がなくなります。ただし副食費などの実費は無償化の対象外で、自己負担として残ります。

つまり、我が家の場合は「いつ・いくら減るか」がおおよそ決まっています。2028年4月から、月約4万円です。

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決まってるなら、今から積立を増やしておけばいいんじゃない?

筆者サボテンサボテン

それができれば一番いいんだけど、いまは保育料を払いながらだから余力がない。だから「増やす」のは2028年からと決めて、それまでは「増やしたときにどこへ入れるか」を決めておく。順番を先に固めておくのが、今できることなんだ。

焦って積立を増やすのではなく、貯めどきが来たときに迷わず増やせる準備をしておく。それが我が家の「待ち方」です。

浮いたお金は、決めておかないと「溶ける」

以前、コンタクトをメガネに切り替えて年2万円浮いた話を書きました(コンタクトをやめて仕事中はメガネに)。そのときも「浮いた分の行き先を先に決める」と書きましたが、保育料はその20倍以上の規模です。

浮くお金が大きいほど、溶けるときの損失も大きい。月4万円の支出がなくなったとき、何も決めていなければ、外食が少し増え、買い物のハードルが少し下がり、半年後には「なんとなく口座の残高が増えているような気がする」で終わります。年約48万円が、実感のない形で消える。

これを防ぐには、支出がなくなる前に、次の行き先を予約しておくしかありません。給料日に自動で積立が走るように、無償化の初月から約4万円がそのまま積立に流れる設計にしておく。手動で「今月は増やそう」と判断する余地を残さないのがコツです。

我が家の行き先:3つの財布の順番

我が家は、お金の置き場を3つの財布に分けています(教育資金と住宅資金を混ぜない|我が家の3つの財布)。浮いた約4万円も、この財布の順番に従って入れます。

1. 特別費の満水線が未達なら、先に埋める

我が家は特別費を「満水線300万円」で管理しています(特別費はいくら貯めればいい?)。2028年時点でまだ満水線に届いていなければ、浮いた分はまずここに入ります。守りが固まっていないのに攻めに回すと、急な出費のたびに積立を止めることになるからです。

2. 満水線に達したら、住宅資金の積立を増やす

我が家の20年計画では、月5.6万円の積立を目標にしています(20年後に6,000万円の家を現金一括で買う計画)。まだ届いていない金額で、浮いた約4万円はこの目標に近づけるために使います。投資先はNISAでS&P500一本。来年以降はNISA枠に余りが出るので、そこに積み増す形です。

3. 教育資金は別財布で、これまで通り続ける

教育資金は住宅資金と混ぜません。特定口座でオルカンを積み立て、子ども名義の口座に現金で積み立てる二本立てを、金額を変えずに続けます。保育料が浮いたからといって教育資金を急に増やす予定はありません。学費の備えはすでに別で走っているので、浮いた分は住宅資金に集中させる方が、我が家の計画には合っています。

2028年の月次はこう変わる

数字で見るとこうなります。

項目 2027年まで 2028年4月から
保育料 月4.5万円 約0.5万円(副食費など)
特別費の現金積立 or 住宅資金の積立 現状の金額 +約4万円
教育資金の積立 現状の金額 変わらず

保育料が消えた分が、そのまま上の行に移動するだけ。生活費の行は増えません。この表を夫婦で共有して、「2028年4月にこれをやる」と合意してあります。

読者代表キャラ さぼこさぼこ

でも、生活が少し楽になるのを楽しみにしてもいいんじゃない?

筆者サボテンサボテン

楽になる実感は、積立が増えて20年計画が前に進むことで受け取るつもり。月4万円を20年積んだら、元本だけで1,000万円近くになる。それを「なんとなく消えた」にするのはもったいない。

無償化前にやっておくこと

2028年まで、我が家がやっておくことは3つです。

  • 通信費の見直し:来月、ネットとスマホを切り替えます。こちらは月数千円の話ですが、考え方は同じで、浮いた分の行き先を先に決めておきます。機種代の支払い終了も合わせると、無償化とあわせて月約5万円の積立余力になる予定です。結果は別記事で報告します。
  • NISA枠の残りを確認:2028年に積立を増やしたとき、枠に収まるかを先に見ておく。我が家は来年以降に余りが出る見込みです。
  • 夫婦で方針を共有:上の表を見せて「4月からこうする」と決めておく。浮いたお金の使い方で揉めるのが一番もったいないので、先に握っておきます。

まとめ|浮くお金は「増えた収入」ではなく「戻ってきた積立余力」

保育料の無償化で浮く月約4万円を、我が家は収入が増えたとは考えていません。子どもが生まれる前に持っていた積立余力が、2028年に戻ってくるだけです。

だから、戻ってきた分は元の場所へ返す。特別費の満水線を埋め、住宅資金の積立を目標に近づける。教育資金は別財布で淡々と続ける。

浮くと分かっているお金は、浮く前に行き先を決めておく。それだけで、年約48万円が「なんとなく消えた」にならずに済みます。

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サボテン|蓄財サボテン𝕏 @chikuzaisaboten

中小企業のブルーカラー会社員。妻・娘との3人暮らし。特別な才能も高収入もないけれど、7年間地道に投資を続けて総資産約2,000万円を達成。世帯年収約800万円・共働き。いまは賃貸のまま、20年後の現金一括購入を目指しています。家計管理・NISA・iDeCo・住宅資金づくりをリアルタイムで発信しています。

※ 本記事は個人の体験・見解に基づくものです。特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資の判断はご自身の責任のもとで行ってください。
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