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お金と暮らしのブログ
家計管理2026-04-14

子どもが生まれたら保険を見直すべき理由|夫が生命保険不要と判断した計算方法

住宅購入を検討し始めたタイミングで固定費を見直したら、妻の保険料が高すぎることに気づいた。夫は生命保険不要と判断した理由と、妻の3つの保険を整理した話。

娘が生まれたとき、初めて「自分が死んだら家族はどうなるか」を真剣に考えました。

ただ、保険を本格的に見直したのはもう少し後、マイホームの購入を検討し始めたタイミングでした。住宅ローンを組む前に毎月の固定費を把握しようとしたとき、妻の保険料が想像より高いことに気づいたのがきっかけです。

まず「必要な死亡保障額」を計算した

保険の見直しで最初にやるべきなのは、「いくらの保障が本当に必要か」を計算することです。感覚ではなく、数字で。

計算の考え方

必要保障額は、「自分が死んだとき、残された家族に不足するお金」を計算します。

必要なお金(遺族が将来にわたって必要な生活費・教育費など)  マイナス すでにある資産(貯金・退職金・公的保障)  = 必要保障額

「必要なお金」に含まれる主な項目はこうです。

  • 遺族の生活費(妻と子どもが暮らしていくための費用)
  • 子どもの教育費
  • 住宅ローンの残債(団体信用生命保険でカバーされる場合は不要)
  • 葬儀費用など

「すでにある資産・保障」で引けるものはこうです。

  • 配偶者の収入
  • 遺族年金(国民年金・厚生年金から支給される)
  • 貯金・金融資産(NISAで運用中の資産を含む)

夫の場合:必要保障額はほぼゼロと判断

夫が亡くなった場合を想定して計算しました。

項目 金額(概算)
遺族の生活費(妻+子:25年分) 約6,000万円
子どもの教育費 約1,000万円
住宅ローン残債 団信で完済される
必要なお金の合計 約7,000万円
項目 金額(概算)
遺族年金(妻が受け取れる額) 約2,000万円
妻の収入(共働き・20年分) 約3,500万円
NISAで運用中の金融資産 約500万円〜(増加中)
差し引ける額の合計 約6,000万円以上

必要保障額:約1,000万円以下、今後さらに縮小見込み

計算してみると、共働きで妻にも収入があり、遺族年金も受け取れ、NISAでの資産形成が進んでいる我が家では、夫の死亡保障の必要額は思ったより小さいことがわかりました。

さらに、NISAで積み立てている資産は年々増えていきます。資産が増えるほど「保険で補う必要のある金額」は減っていく。今後の資産形成が進めば、保障の必要性はさらに低くなると考えています。

そのため、夫は引き続き生命保険に入らないという判断を維持しています。

妻の保険3つを整理した

夫の保険は不要という結論が出たので、次は妻の保険を見直しました。

見直し前の妻の保険はこうでした。

  • 生命保険(死亡保障・貯蓄型)
  • がん保険(貯蓄型)
  • 医療保険:月払い約6,000円

特に問題だと感じたのが医療保険でした。契約内容を改めて確認したところ、入院日額・手術給付金など保障の内容が薄いのに、月6,000円という金額は割高でした。「なんとなく入ったまま」になっていた典型的な保険です。

見直した内容

① 生命保険 → 解約

妻が亡くなった場合の必要保障額を計算すると、夫には収入があり、保育や家事はお金で補える部分も多い。精神的なダメージは計り知れませんが、金銭的な不足はそれほど大きくないと判断しました。貯蓄型である点も、NISAと役割が重複するため解約の判断を後押ししました。

② 医療保険 → 解約

内容を確認したところ、月6,000円を払い続ける価値がある保障内容ではありませんでした。公的医療保険(健康保険)でカバーされる部分も多く、高額療養費制度を使えば自己負担には上限があります。貯蓄がある程度できていれば、民間の医療保険の必要性は低いと判断しました。

③ がん保険 → 解約

掛け捨てへの変更も検討しましたが、改めて考えると「がんになったとき、保険がなければ生活できないか」という問いに対して、NISAで積み上げている資産と公的医療保険(高額療養費制度)で対応できると判断しました。結局、解約することにしました。

見直し後の状態

妻の保険:なし(月払い保険料ゼロ)

浮いた保険料をまるごと、妻のNISA積立に充てています。

保険を整理するときの大原則

今回の見直しで改めて確認した考え方をまとめます。

① 保険は「必要保障額を計算してから入る」

感覚で「これくらいあれば安心」と入るのは必要以上の保険料を払い続けることになります。

② 資産が増えるほど、保険の必要性は下がる

NISAで資産形成が進めば進むほど、「万が一のとき保険で補う額」は減ります。保険と投資は連動して考えるものです。

③ 貯蓄型・医療保険は内容を精査する

貯蓄型保険は保険と投資が一体になった商品で、単体で運用するより効率が悪いことがほとんどです。医療保険は「なんとなく入ったまま」になりやすく、公的保険と保障が重複していることも多い。住宅購入などの大きな意思決定のタイミングで、一度契約内容を確認することをおすすめします。

まとめ|住宅購入の検討が、保険見直しのいいきっかけになった

住宅ローンを組む前に固定費を把握しようとしたことで、「なんとなく払い続けていた保険料」が可視化されました。

保険の見直しで浮いた分は、妻のNISA積立に変わっています。死亡リスクに備えるより、資産を育てることに回す。そのほうが家計全体として合理的だと判断しました。

まず契約中の保険の内容と金額を一覧にしてみてください。「これ、本当に必要だったっけ」と気づく保険が、一つは出てくるはずです。保険の見直しと合わせて固定費全体を削減して家計を改善する方法も取り組むと効果的です。保険代わりになる資産を積み上げるためにも、生活防衛資金として現金を確保することの重要性は投資を始める前の重要なステップです。

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サボテン|蓄財サボテン

中小企業のブルーカラー会社員。妻・娘との3人暮らし。特別な才能も高収入もないけれど、7年間地道に投資を続けて総資産約2,000万円を達成。世帯年収約800万円・共働き。現在はマイホームを探しながら、家計管理・NISA・iDeCo・住宅ローン戦略をリアルタイムで発信しています。

※ 本記事は個人の体験・見解に基づくものです。特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資の判断はご自身の責任のもとで行ってください。
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