中古住宅リノベーション費用の現実|工務店3社に相談して わかった「思ったより高い」理由と対策

中古住宅+リノベーションならコスパよく家が手に入る——そう思っていた時期が私にもありました。

ところが実際に工務店に見積もりを依頼してみると、想定をはるかに超える金額が出てきて頭が真っ白に。

今回は工務店3社を回って気づいた「リノベーション費用が高くなる理由」と、我が家が考えた現実的な対策をお伝えします。

そもそもリノベーション費用はなぜ高いのか

中古住宅の購入価格が安くても、リノベーション費用が予想以上にかかるケースが多い理由があります。

① 建材・人件費の高騰
住宅購入の予算と同じく、リノベーションの世界でも建材費・職人の人件費が急上昇しています。数年前の相場で考えていると、見積もりを見て驚くことになります。

② 解体してみないとわからないコストがある
壁や床を剥がして初めてわかる「隠れた劣化」があります。シロアリ被害・雨漏りの痕跡・腐食した構造材など、追加費用が発生するリスクは常にあります。

③ 断熱・耐震改修は別途かかる
古い家は断熱性能・耐震性能が現在の基準を満たしていないことがほとんどです。性能を上げようとすると、断熱・耐震改修が別途100〜300万円かかることも。

④ 設計・監理費が意外と高い
リノベーションを設計事務所や工務店に依頼すると、工事費とは別に設計・監理費がかかります。目安は工事費の10〜15%程度です。

工務店に相談して初めてわかった「見えないコスト」

仮住まい費用が意外と高い
リノベーション工事中は当然その家に住めません。工事期間が3〜6ヶ月になることも多く、その間の仮住まい費用が数十万円かかります。賃貸の初期費用も含めると想定外の出費になりました。

諸費用が物件価格の7〜10%かかる
中古住宅の購入には、仲介手数料・登記費用・火災保険・固定資産税の精算など、物件価格とは別に諸費用がかかります。3,000万円の物件なら210〜300万円が別途必要になる計算です。

リノベーション費用の相場感

工事内容費用目安
フルリノベーション(内装全面)800〜1,200万円
断熱・耐震改修を含む場合+100〜300万円
設計・監理費工事費の10〜15%
仮住まい費用30〜60万円
合計目安最低1,500〜2,000万円以上

これはあくまで最低ラインです。断熱・耐震をしっかりやって、希望通りの内装に仕上げようとすると2,000万円を超えることも珍しくありません。中古物件の購入価格にこの金額を足すと、新築と大差なくなるどころか上回るケースも出てきます。

予算オーバーを乗り越えるために我が家が考えた3つの対策

① リノベーション範囲を絞る
すべてをフルリノベーションするのではなく、優先順位をつけて「必ずやること」と「後回しにできること」を分けます。水回りと断熱は最優先、内装は住みながら少しずつという考え方です。

② 物件価格+リノベ費用で予算を考える
中古物件を探すときに「物件価格だけ」で判断するのをやめました。リノベーション費用・諸費用・仮住まい費用を含めたトータルで予算内に収まるかを確認するようにしました。

③ リノベーション費用込みで住宅ローンを組む
リノベーション費用を住宅ローンに組み込める「リノベーションローン」や「リフォーム一体型住宅ローン」を検討しました。金利や条件を住宅ローン比較サービスで確認することをおすすめします。

まとめ|中古リノベは「物件価格+リノベ費用」で考えないと痛い目を見る

中古住宅リノベーションは、うまくいけば新築より断然コスパがいい選択肢です。

ただし「物件価格が安いからお得」という単純な話ではありませんでした。

リノベ費用・諸費用・仮住まい費用まで含めてトータルで考えること。そして工務店に早めに相談して現実的な費用感を掴んでおくことが大切です。

我が家はまだ家探しの途中ですが、この経験を活かして次のステップに進んでいます。引き続きリアルな記録をお届けします。

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